お久しぶりです。福みみの友のみみ友です!
今回は、子どもの自主性を育て、輝きを支える自由学校の取り組みを紹介します。
※下記は【公式】HOME広島ニュース 【特集】不登校から“過登校”に 自由学校開校から1カ月を参考に作成しています。
広島県 川北子どもの夢小学校
川北子どもの夢小学校ってどんな学校?
元川北小学校の校舎を再利用した、子どもが主体となって学び、夢をかなえる学校です!
特徴:
- 地域の人と一緒になって文化が学べる
- 先生ではなくオトナとして子どもの「やりたい!」をサポート
- 体験を通して学ぶ
- 多数決ではなく結論が出るまで話し合う
- 子どもから大人が学んでいく
などがあり、子どもだけでなく、大人も成長していくそんな場所です
みんなが話し合いをしている中、オタマジャクシの観察をする子どもが違和感なく受け入れられている様子に、ひとりひとりの個性に寄り添う学校のあり方が表れていました。 「休日も学校に行きたい!」そう笑顔で話す子どもたちを見ると、自由学校はとても理想的な教育に思えました。
ただ同時に、生徒数の多い一般学校でそれを実行しようとすると大人の数も足りず、制御できない子どもの集団や永遠と終わらない話し合いが想像できます。
少人数の学校だからこそ成り立つ取り組みにも思えました。
自由学校にはどんな人が通っているの?
- やりたいこと・夢をかなえたい子どもたち
その中でも、あるお父さんの
(高校を卒業する)18歳になった時のこの子(息子)のことを考えるんじゃなくて、今の9歳のこの子にとって何が一番良いか考えるのが、一番みんなが幸せになる決断
という言葉が印象に残りました。
子どもの将来を心配する声はよく耳にしますが、目の前にいる子どもの今の状態に焦点をあて、環境を変えていく考え方はとても新鮮でした。
現在は不登校の児童が増加している傾向があります。そうした子どもたちは、自分に向き合い、望む環境を支援してくれることを待っているのかもしれませんね。
子どもが毎日、笑顔で「学校が楽しい!」と話す生活は想像するだけでワクワクします!
自由学校の基本とは
- 何事も子どもたちが話し合って決める
そうした、子ども自身が考え、選択する「自己決定」にあふれた環境がキーワードになりそうです。
今は、子ども自身で考え、選択し、実践するそんな力が求められていると感じています。
子どもが自分で判断できる環境を私たちも意識して作っていきたいですね。
一般の学校が自由学校から取り入れられるものは?
- 地域の人と一緒になって文化を学ぶ
- 先生ではなくオトナとして、子どもを支える
- 子どもから大人が学んでいく姿勢を持つ
この3点は、取り入れられそうな気がします。
① 地域の人と一緒になって文化を学ぶ
小学校時代に、地域の大人が先生としてしめ縄の作り方を教えてくれたことを覚えています。地域の繋がりを大切に地元の季節のイベントを一緒に楽しむことは文化を学ぶことにも通ずるのではないでしょうか。
現在すでに取り入れている学校が存在しているので、参考にできる事例が沢山あり実行しやすそうです。
② 先生ではなくオトナとして、子どもを支える
「教えるのではなく、子どもたちが自分で進めるようにサポートする」そうした接し方は、自己決定を促し、自分で考え選択し行動する子どもを育てていくことになると考えます。
先生が、オトナとして接しようと決断し、意識を変えることで取り入れられるので手間がかからず、取り入れやすいですね。
③ 子どもから大人が学んでいく姿勢を持つ
子どもから学ぶ意識をもつことで、先生として与えていく一方的な関係ではなく相互に与え合う対等な関係を作ることができます。
こちらも、先生自身の意識変化で関係が変わっていくので、取り入れる難易度は低いように思います。
子どもの主体性を尊重する接し方という点では、先生に限らず子どもたちと交流のある全ての人に関係があります。子どもたちが今を全力で楽しめる環境づくりが、今オトナができる最大限の支援なのかもしれません。
現在の状況によってできることは限られる場合があるかもしれませんが、まずはできることから一緒に挑戦していきましょう!
他の自由学校例 「森の小学校 とさ自由学校」
※以下とさ自由学校を参考に書いていきます。
とさ自由学校は、人間本来が持っている自分自身で学び育っていく 力を信じ、自然での体験活動を礎 とした実践学習のもと、子ども達の健やかな育ちを支援していく学校を目指しています。
グループラーニング活動や季節の行事も充実していて、毎日ワクワクが尽きない様子が伝わってきます。その中で子どもたちは、自主性や協調性を学び成長していきます。
あとがき
最後まで見てくださりありがとうございます!
今回は、広島県の川北子どもの夢小学校と高知県のとさ自由学校について紹介しました。
子どもが「学校が楽しい」と満面の笑みで話す姿に感動して、この取り組みを共有したいという思いから記事を書きました。
自由学校は他にも様々な地域で開校されています。
皆さんもぜひ地元の自由学校を調べて、進路の選択肢を増やしてみてください!
誤字脱字報告や感想コメントお待ちしています。
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